ネットワークエンジニアはやめとけといわれる理由とは?どんな人が向いてる?

ネットワークエンジニアが敬遠される時の理由と、向いている人などについて、解説します。

  • 「勤務時間が不規則で夜間や時間外の対応が発生する」
  • 「トラブル対応が大変」
  • 「将来性がない(オワコン)」

といった理由から、ITネットワークのシステムの構築および保守・管理などを行うネットワークエンジニアを目指すことを「やめたほうがよい」と話す方も多いようです。

ネットワークエンジニアを検討中の方にとっては、このようなマイナスイメージは気になりますね。

しかし、ネットワークエンジニアは悪い面だけではありません。

年収が高く、大手に転職しやすいなどのメリットもあります。

この記事では、

  1. ネットワークエンジニアに対して否定的な意見がでる理由
  2. ネットワークエンジニアの就職・転職のメリット
  3. ネットワークエンジニアに向いている方の特徴

について、解説します。

目次

ネットワークエンジニアに対して否定的な意見がでる理由とは?

ネットワークエンジニアは、コンピュータネットワークの構築・保守・管理をする仕事です。

ネットワークエンジニアの仕事は、以下の4つに分類されています。

  1. ネットワーク設計
  2. ネットワーク構築
  3. ネットワーク運用
  4. ネットワーク保守

ネットワークエンジニアとして持っていると役に立つ資格や勉強法関する詳しい情報は、以下のページでご紹介しています。

ネットワークエンジニアにについて詳しく知りたい方は、合わせてチェックしてみてください。

ネットワークエンジニアに対して否定的な意見がでるのはなぜなのでしょうか?

その理由を、詳しく解説していきます。

ネットワークエンジニアになることを「やめておけ」といわれる理由

ネットワークエンジニアを目指すことに対して否定的な意見が出る理由は以下の6点です。

  • トラブル対応が多い
  • 目標設定が面倒
  • 資格取得が大変
  • 単純作業になりがちで、スキルが身につかない
  • 1年目の年収が低い
  • 夜勤・土日祝日勤務がある

トラブル対応が多い

ネットワークエンジニアはネットワークのトラブルに対応します。

ネットワークのトラブルで多いのが「回線の切断」、「通信速度の遅延」などです。

顧客からのクレームが深夜の場合、対応がすぐできないと怒った顧客に丁寧に説明もしながら対処しなくてはなりません。

顧客対応にストレスを感じるという方には向いていない仕事でしょう。

目標設定が面倒

ネットワークエンジニアに限ったことではないですが、多くの場合、会社から目標設定を要求されます。

しかし、顧客対応など、目標を定量化できない業務もあるのが現状です。

目標設定が苦手な方には苦痛な仕事でしょう。

資格取得が大変

ネットワークエンジニアは会社から以下のような資格取得を求められます。

  • シスコ技術者認定資格CCNA(Cisco Certified Network Associate)
  • シスコ技術者認定資格CCNP(Cisco Certified Network Professional)
  • ネットワークスペシャリスト

上記の資格を取得すると手当が大きくなり、給料アップにつながります。

しかし、資格取得は難易度が高く受験費用も高額です。

合格すると費用は会社が支給してくれるケースもありますが、不合格の場合は、自分で負担しなければならない場合が大半のようです。

単純作業になりがちで、スキルが身につかない

ネットワークエンジニアの仕事のうち「ネットワーク運用監視」は単純作業になりがちで、汎用的なスキルが身につきづらいです。

転職の際も高い評価がつきにくく、年収アップも望めないことがほとんどでしょう。

1年目の年収が低い

ネットワークエンジニアは高収入のイメージがありますが、1年目の年収は低めです。

経験や資格取得で年収がアップし、転職にも有利になります。

最初から高収入を望む方は、ネットワークエンジニア以外のITの仕事を選ぶほうがよいといえます。

夜勤・土日祝日勤務がある

ネットワーク運用監視担当者になると夜勤・土日祝日勤務があります。

夜勤業務はきついものですが、デメリットだけではありません。

「通勤ラッシュを避けられる」「昼の勤務より給与がアップする」などのメリットもあります。

「将来性がない(オワコン)」といわれる理由

ネットワークエンジニアが「将来性がない(オワコン)」といわれる理由は以下の2点です。

  • クラウドサービスが普及し、ネットワーク構築が不要になりつつある
  • 単純作業がAIで自動化される可能性がある

クラウドサービスが普及し、ネットワーク構築が不要になりつつある

これまでのITシステムはオンプレミス(サーバーやソフトウェアなどの情報システムを、管理している施設内に機器を設置して運用する)でのネットワーク構築が一般的でした。

しかし現在は、クラウドサービスの普及により、オンプレミスからクラウドへ移行するのが一般的です。

そのため、ネットワーク構築の必要性が低くなっています。

オンプレミス自体が終了してしまう状況から、ネットワークエンジニアも「将来性がない(オワコン)」といわれるのです。

単純作業がAIで自動化される可能性がある

今後は単純作業がAIで自動化される可能性があります。

AIで代替できる定期的な作業である、システムの運用・保守を担当するネットワークエンジニアは、「オワコン」といわれてしまうことがあるようです。

「きつい」といわれる理由

ネットワークエンジニアが「きつい」といわれる理由は以下の3点です。

  • ネットワークの復旧作業に追われる
  • チーム単位で業務が進む
  • コミュニケーション・プレゼンテーション能力が必要

ネットワークの復旧作業に追われる

ネットワークに障害が発生すると、土日・就寝時間に関係なくネットワークエンジニアに連絡が入ります。

ネットワークが停止すると社会的な影響が大きいため、ネットワークエンジニアは勤務時間と関係なく常に復旧作業に追われます。

その結果、長時間労働になってしまい、仕事が「きつい」と感じやめたくなってしまうのです。

チーム単位で業務が進む

ネットワークエンジニアの仕事は、チーム単位で業務が進みます。

そのため、自分の仕事だけに集中することができません。

マイペースで働きたい方にとっては、「きつい」仕事といえるでしょう。

コミュニケーション・プレゼンテーション能力が必要

ネットワークエンジニアは、上司やクライアントの前でプレゼンをすることがあります。

人前で話をすることに問題がなく、コミュニケーション能力もないと「きつい」と感じるでしょう。

ネットワークエンジニアの就職・転職はやめるべきなの?

前述のように、ネットワークエンジニアの仕事については否定的な意見もありますが、逆に以下のようなメリットもあります。

  1. 未経験からでも転職しやすい
  2. 実績、スキル、資格の有無で年収が増える

未経験からでも転職しやすい

ネットワークエンジニアの仕事は未経験でも転職しやすい傾向があります。

SEやプログラマーは覚える範囲が広いですが、ネットワークエンジニアは、ネットワーク運用監視のように、未経験者でもできる仕事もあるからです。

またCCNAの資格を取得することで転職にも成功しやすくなるでしょう。

実績、スキル、資格の有無で年収が増える

ネットワークエンジニアの仕事は、最初はネットワークの「監視」から始まり、「運用」「構築」「設計」と仕事のレベルも上がります。

仕事のレベルが上がると給与もアップし、資格取得でさらに年収も上がるので、努力を続けられる人には向いている仕事といえるでしょう。

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ネットワークエンジニアに向いている方の特徴

ネットワークエンジニアには、以下のような方が向いています。

  1. スキルの習得や資格勉強を頑張れる方
  2. 夜勤・土日祝日勤務でも問題ない方
  3. コツコツと地道に業務を進められる方
  4. コミュニケーション能力が高くプレゼンテーションが得意な方

スキルの習得や資格勉強を頑張れる方

ネットワークエンジニアに向いているのは、スキルの習得や資格勉強を頑張れる方です。

「保守」「運用」からステップアップし、「構築」「設計」ができれば、年収がアップします。

また、資格取得を得るとさらに年収は上がるでしょう。

夜勤・土日祝日勤務でも問題ない方

ネットワークエンジニアの運用・監視業務は夜勤・土日祝日勤務があります。

体力に自信がある方は、ネットワークエンジニアに向いているといえます。

コツコツと地道に業務を進められる方

ネットワークエンジニアの担当業務が保守・運用の場合、ルーティンワークがメインです。

コツコツと地道に業務を進められる方に向いています。

コミュニケーション能力が高くプレゼンテーションが得意な方

ネットワークエンジニアには、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が求められます。

保守・運用業務は複数で客先常駐になるため、チームメンバーや顧客とのコミュニケーションが欠かせません。

周囲に合わせられるような柔軟性のある方が向いているでしょう。

未経験からネットワークエンジニアなる方法

未経験からネットワークエンジニアになる方法は、以下の3点が挙げられます。

  1. 応募対象が「業界未経験可」と記載されている求人に応募する
  2. アルバイトから始めて正社員登用される
  3. エンジニア関連のスキルを身につける

応募対象が「業界未経験可」と記載されている求人に応募する

未経験からネットワークエンジニアになるには、応募対象が「業界未経験可」と記載されている求人に応募しましょう。

監視業務であれば、未経験者でも担当しやすい業務になります。

アルバイトから始めて正社員登用される

ネットワークエンジニアはアルバイト求人が多いようです。

そのため、最初はアルバイトからはじめ、経験を積んだらスキルアップや資格取得で正社員を目指しましょう。

エンジニア関連のスキルを身につける

ネットワークエンジニアを目指すのであれば、ITスクールに通うか、独学でエンジニア関連のスキルを身につけることをおすすめします。

ITスクールに通う

ネットワークエンジニアを目指す場合、「CCNA」の資格取得が重要です。

最短で効率よく資格を取るためには、ITスクールに通うと良いでしょう。

独学で知識を身につける

書籍や参考書を利用して独学で学習するメリットは、スクールに比べて費用がかからないことです。

ただ、わからない点があったときには自力で調べて解決しなくてはなりません。

ネットワークエンジニアとして活躍するために持っておくとよい資格や勉強方法については、以下のページでも紹介しています。
ネットワークエンジニアのおすすめ資格13選!取得メリットや学習法も

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働きたい企業を選ぶときのポイント

ネットワークエンジニアとして働きたい企業を選ぶときのポイントは以下の3点です。

  1. 未経験向けの研修の有無
  2. 記載されている労働時間や給与形態
  3. スキルアップ制度の有無

未経験向けの研修の有無

企業を選ぶ場合、未経験者向けの研修制度が充実しているかどうかを確認しましょう。

研修制度が充実している企業は、プログラミング言語・インフラ・ネットワーク関連の研修が充実しています。

研修制度の有無でその後のキャリアパスも変わっていくので、研修制度の有無は必ずチェックしておきましょう。

記載されている労働時間や給与形態

求人票では労働時間や給与形態をチェックします。注意したいのが、「みなし残業時間」です。

みなし残業時間より、実際の労働時間が多くても、残業代としてカウントされず、サービス残業になってしまうケースもあるので注意しましょう。

スキルアップ制度の有無

スキルアップ制度がある企業は研修を通じてCCNAやCCNPの資格取得が可能です。

また、上流工程やマネジメント研修も充実しているため、スキルアップにつながります。

ネットワークエンジニアから目指せるキャリアパスについて

ネットワークエンジニアから目指せるキャリアパスについては、以下の仕事が挙げられます。

  1. ネットワークスペシャリスト
  2. システムアーキテクト
  3. プロジェクトマネージャーなどの管理職
  4. フリーランスエンジニア

ネットワークスペシャリスト

ネットワークスペシャリストになるには、まずプロジェクトリーダーを目指しましょう。

経験を積んだ後に大規模システムのネットワーク設計ができる会社に転職し、最終的にシステム全体の設計を担当できるネットワークスペシャリストを目指します。

ネットワークスペシャリストには以下の知識が必要です。

  • ネットワークを構成する機器・ソフトウェア・クラウドに関する知識
  • パフォーマンスやセキュリティにかかわる知識
  • プロジェクトマネジメントスキル
  • コミュニケーションスキル

システムアーキテクト

システムアーキテクトはプログラマーやエンジニアの上級職であり、経済産業省認定の国家資格、情報処理技術者試験の最上位レベル4の試験に合格する必要があります。

システムアーキテクトの仕事は、ビジネスモデルを実現するためのシステム構成を考えることです。

上流工程のエンジニアの知識だけではなくビジネスの知識も必要になります。

システムアーキテクトに必要なスキルは以下の通りです。

  • 設計スキル
  • プログラミングスキル
  • システム全般の知識
  • 業界知識
  • コミュニケーションスキル
  • マネジメント能力

プロジェクトマネージャーなどの管理職

ネットワークエンジニアの経験を活かし、プロジェクトマネージャーになることも選択肢のうちの1つになるでしょう。

プロジェクトマネージャーとは、プロジェクトをまとめ、成功まで導く仕事の役職者を指します。

プロジェクトマネージャーに必要なスキルは以下の通りです。

  • プロジェクトマネジメントスキル
  • ヒューマンスキル
  • システム開発手法
  • ITシステム全般の知識

フリーランスエンジニア

フリーランスのエンジニアを目指すのであれば、シスコ技術者認定資格の最高位CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)の取得など難易度の高い資格取得を目指しましょう。

フリーランスのエンジニアになると案件を選べ、高収入を得られるなどのメリットがありますが、営業努力も必要です。

経験・スキル・資格を取得したら、フリーランス専門のエージェントにも登録してみましょう。

ネットワークエンジニアはメリットや魅力もある仕事

ネットワークエンジニアに対して否定的な意見があるのは確かです。

しかし、ネットワークエンジニアにはメリットもあります。

デメリットとメリットを確認し、ネットワークエンジニアに向いているか、よく検討してから求人に応募してください。

ネットワークエンジニアとして持っていると有利に働くネットワーク資格CCNAの取得を目指している方は、eラーニングで学ぶ「TECHHUB(テックハブ)」をぜひご活用ください。

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資格取得でネットワークエンジニアのデメリットをカバーしよう

ネットワークエンジニアには「やめておけ」といわれることが多い仕事です。

否定的な意見の理由としては「トラブル対応が多い」、「資格取得が大変」、「夜勤・土日祝日勤務がある」などがあります。

確かに、1年目の給与は低い傾向がありますが、経験を積み資格を取得することで、レベルの高い仕事を任され、年収もアップするのがネットワークエンジニアの仕事です。

「スキルの習得や資格勉強を頑張れる方」や「コツコツと地道に業務を進められる方」はネットワークエンジニアに向いています。

自分が向いているかどうかを見極め、求人に応募することが重要です。

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